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カオリン(大勝かおり)の舞台「佯狂(ようきょう)のあとで」が終わりました。
最終日の午後は大入り満員でした。

神奈川の上永谷にある「貞昌院」です。


貞昌院

黒い部分が本堂の中に立てられた舞台の一部です。

昨日が千秋楽でした。

出演した俳優さんも女優さんも、
初演日の同じメンバーとは思えないくらい、
とても素晴らしい内容になっていました。

毎日の厳しい稽古がそれを生み出したのでしょう。

「佯狂(ようきょう)」とは・・・・・、

よそおった狂いです。
うその狂いです。
偽の狂いです。

公演時期とアヌサラヨガのJF事件とが重なります。

JFは佯狂だったの?
JFは佯狂のあとを見ているの?
JFは佯狂で周囲の反応を見ているの?

劇中にときどき心の中からわき上がる疑問です。
でも・・・・・、
この劇はそんな茶番ではありません!


もっと・・・・・、
かなり・・・・・、
すごい・・・・・、
真剣なテーマを示しているのです。

5日間で、4回の観劇をしてしまいました。\(^^@)/


観れば観るほど・・・・・、
奥の深い内容に気がつきます。

観れば観るほど・・・・・、
新たな疑問点がわき上がります。

観れば観るほど・・・・・、
テーマがなにかが見えてきます。


東日本大震災の出来事をいろいろな角度と表現で示したのです。

混乱、絶叫、慟哭・・・・・、

津波に襲われた人々の状況を表現します。

カオリンは、迫真の号泣です。
わたくしも号泣してしまいました。

毎回です。

毎回、カオリンの泣け叫ぶ被災者の声に、
毎回、カオリンの目からこぼれ落ちる涙に、
毎回、カオリンの震える泣き声に、

ヨコは泣いていました。

泣き虫ヨコの復活です。



壁の隅に、能面が3つ掲げられています。

幼子の面、
大人の面、
そして・・・・・、
般若の面です。

(ちなみにこれらの面は主役の朱尾尚生(ナオ)さまの自作とうかがいました)
(スゴイ才能の持ち主です)

それぞれに意味があることに気がつきます。

幼子の面をいだく主演の女性がいいます。

波間に消えた幼子を探してほしい。
海の中に消えた幼子ともう一度遊びたい。

こうして主演の女性の「憑依の舞」が展開されます。

いくつものキーワードが出てきます。


「アンネ・フランクリン」

「蟻」

「杭(クイ)」

「老婆」

「境界線」

「砂上」

「旅」



グサッと心につき刺さる言葉がありました。

いまのわたくしたちの状況です。
迷えるアヌサラです。

眼に前に起きた出来事があまりにも理想から離れていきます。
あまりにも理想から遠い内容です。
理想が打ち砕けます。

とてもありえない現実です。
現実的でない内容です。

逆に現実的でなければ、ないほど・・・・・、
人間に残る真実があります。

「今でも信じています。
たとえいかなることが起ころうとも
人間の本質は・・・・・、
やっぱり『
』だということを!」

アンネ・フランクリンの言葉です。
ナチスに迫害され、追われ続けたあの「アンネの日記」の言葉です。


第2次大戦のあの悲惨なホロコーストの最中に残した言葉だったのです。
いまのわたくしの心に留めるべき言葉だったのです。


大人の面を抱えます。

ニオイの話になります。
悪臭の話です。
これはかなりしんどい内容です。
ここでは書きません。

主役の女性の「憑依の舞」です。

字幕スーパーが壁から流れます。

それに合わせて、カオリンの舞いです。
情念の舞です。
情熱の舞です。
驚異の身体能力です。

拍手したかったけどできませんでした。

津軽三味線の小山内薫(カオル)さまの音楽がさらにわたくしたちの情緒に訴えます。


境界線とは・・・・・、
あっちとこっちです。

「被災地」と「そうでない地」

「被爆地」と「そうでない地」

「生きのびた人」と「死んでいく人」です。


教師であったカオリンの言葉がまた心に突き刺さります。

「生きて、生きて、生き抜いていく!」

「希望」であり、「幸福」に繋がる!

「若い人たちが生き抜いて、未来をつくるんだ!」


生と死の狭間で狂気のように叫ぶ人々です。

詩人、教師、女優、旅人・・・・・、

そして・・・・・、

死の世界へ導く人がそれらの人々の
肩たたきをします。

死の世界へ招き入れたのです。

二人の女性が残ります。
若い女性と老婆です。


般若の面の舞が始まります。

老婆が暗闇から登場です。

あの若い女性が死んで横たわっています。
現実の世界で、半裸の死体となって現れたのです。

老婆がいいます。

死んだ若い女の、
腰まである長い髪の毛を、
1本1本抜いているんだと・・・・・。

今昔物語の「羅生門」のお話しです。

叫びます!
最後の叫びが起こります!

生きろ!

生きろ!

生きろ!


そのあとは、寒空と冷風と雨の世界が展開されます。

それもでも生きるのです!

生きろ!

生きろ!

生きろ!


万感の思いで幕は閉じるのでした。


終演後のカオリンです。


kaorinn.jpg


大小のオーブが6つも輝いています。

終演したカオリンへの舞の祝福ですね!  (^_-)-☆パッチ!

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【2012/02/20 00:38】 | 大勝かおり
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流石ヨコさん
ゴチ
「4回の観劇のあとで」流石ですね、よく理解された事が伝わってきます。私は何故ヒトラーの演説が出てくるのかわかりませんでした。
私も今日のブログで書きましたが、本堂入り口の秘密は次の機会にも使用するかも知れないと思い触れませんでした。家が近いのでまたの舞台を楽しみにしたいと思います。
大勝さんとは直接お逢いさせていただきましたが、すっかり舞い上がってしまい、写真を撮らせて頂くのを忘れました。残念です。
ヨコさんのブログは殆ど読ませて頂いていますが、突然降って湧いたJFさんの話題、不正な事でもされたのでしょうか、これまた残念な事です。
sp5b7pr9@able.ocn.ne.jp


流石ヨコさま(ゴチさまパクってごめんなさい)
メロリン
ゴチ様同様私も、ヨコ様の本日のブログでかなり、難しかった内容がそうだったのか、と理解できました。(^_^;)

早速コピーして、見て頂いた方たちに郵送!
ヨコ様同様私も4回観ましたが、あー、今日のブログを初日以前に読むことが可能だったらもっと楽しめた?・・・なーんて思っちゃたりして(^_^;)

でもさすがのヨコ様も初日以前では(?_?)ですね。(^_^;)

又、ヨコ様のブログ上をお借りして
ゴチ様:たくさんの差し入れをありがとうございました。恐縮しておりますが・・・と言いつつ、みな胃袋ですねー(^_^;)
お買いものには不便な所で、出演者の皆さんには何よりの嬉しい頂きものと思います。お心遣いに深く感謝いたしております
ヨコ様ごめんなさい<m(__)m>

Re: 流石ヨコさん
ヨコ
大勝かおりの舞台を観るたびに内容が心の中に入ってきました。
その内容がとても奥の深く、テーマとして実に考えるべきものでした。
そのために、何度もお邪魔したのです。

大勝は人柄のいい優しい女優さんです。
女優さんによっては、勝手に写真をとることを禁止にしています。

今度あうチャンスがあれば、写真を取ることに気安く同意してくれますよ。

ヨコ 

Re: 流石ヨコさま(ゴチさまパクってごめんなさい)
ヨコ
メロリンさん

はい、わたくし、初演日は薫さんの津軽三味線ばかりが頭に残って、この舞台は津軽三味線の舞台?なんて思うくらい役者さんの内容が心に入ってきませんでた。
ところが回を重ねるにつれて、役者達の上手さがどんどんと向上し、津軽三味線の存在感も、ただ添える音楽となっていました。
この舞台は、テーマが複雑に入り組んでいるため、一回だけでは理解は難しいかと思いました。

ヨコ 

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この記事へのコメント
流石ヨコさん
「4回の観劇のあとで」流石ですね、よく理解された事が伝わってきます。私は何故ヒトラーの演説が出てくるのかわかりませんでした。
私も今日のブログで書きましたが、本堂入り口の秘密は次の機会にも使用するかも知れないと思い触れませんでした。家が近いのでまたの舞台を楽しみにしたいと思います。
大勝さんとは直接お逢いさせていただきましたが、すっかり舞い上がってしまい、写真を撮らせて頂くのを忘れました。残念です。
ヨコさんのブログは殆ど読ませて頂いていますが、突然降って湧いたJFさんの話題、不正な事でもされたのでしょうか、これまた残念な事です。
sp5b7pr9@able.ocn.ne.jp
2012/02/20(Mon) 11:01 | URL  | ゴチ #2SrXe8Q6[ 編集]
流石ヨコさま(ゴチさまパクってごめんなさい)
ゴチ様同様私も、ヨコ様の本日のブログでかなり、難しかった内容がそうだったのか、と理解できました。(^_^;)

早速コピーして、見て頂いた方たちに郵送!
ヨコ様同様私も4回観ましたが、あー、今日のブログを初日以前に読むことが可能だったらもっと楽しめた?・・・なーんて思っちゃたりして(^_^;)

でもさすがのヨコ様も初日以前では(?_?)ですね。(^_^;)

又、ヨコ様のブログ上をお借りして
ゴチ様:たくさんの差し入れをありがとうございました。恐縮しておりますが・・・と言いつつ、みな胃袋ですねー(^_^;)
お買いものには不便な所で、出演者の皆さんには何よりの嬉しい頂きものと思います。お心遣いに深く感謝いたしております
ヨコ様ごめんなさい<m(__)m>
2012/02/20(Mon) 11:52 | URL  | メロリン #-[ 編集]
Re: 流石ヨコさん
大勝かおりの舞台を観るたびに内容が心の中に入ってきました。
その内容がとても奥の深く、テーマとして実に考えるべきものでした。
そのために、何度もお邪魔したのです。

大勝は人柄のいい優しい女優さんです。
女優さんによっては、勝手に写真をとることを禁止にしています。

今度あうチャンスがあれば、写真を取ることに気安く同意してくれますよ。

ヨコ 
2012/02/21(Tue) 06:27 | URL  | ヨコ #-[ 編集]
Re: 流石ヨコさま(ゴチさまパクってごめんなさい)
メロリンさん

はい、わたくし、初演日は薫さんの津軽三味線ばかりが頭に残って、この舞台は津軽三味線の舞台?なんて思うくらい役者さんの内容が心に入ってきませんでた。
ところが回を重ねるにつれて、役者達の上手さがどんどんと向上し、津軽三味線の存在感も、ただ添える音楽となっていました。
この舞台は、テーマが複雑に入り組んでいるため、一回だけでは理解は難しいかと思いました。

ヨコ 
2012/02/21(Tue) 06:38 | URL  | ヨコ #-[ 編集]
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