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「佯狂(ようきょう)のあとで」の舞台です。
カオリン(大勝かおり)が出演した舞台です。

舞台の最中です。

中央で・・・・・、
役者さんの泣き叫ぶ声に目が行きます。

カオリン(大勝かおり)の動きが真っ先に入ります。
反射的に目が動くのです。
止めることができません。

カオリンの演技を見終わります。
周囲を見渡します。

ある仕草が目に入ります。
舞台の端に主演の女優さん朱尾尚生(ナオ)さんが椅子に座り込みます。
大人の能面をかぶります。
不気味です。

( ゚o゚)ハッ!

主演の女優さんの腕がユックリと動きます。

判らないくらい、
ユックリと、
腕が動きます。

判らないくらい、
ユックリと、
指先が動きます。

判らないくらい、
ユックリと、
左足が動きます。


半跏思惟像です。

わたくしは、「はんかしいぞう」と習いましたが、
「はんかしゆいぞう」とも呼びますね。

初演のときは・・・・・、
確実に中宮寺の「半跏思惟像」の弥勒菩薩の姿になっていました。
瞑想にふける弥勒菩薩の姿です。


中宮寺 半跏思惟像1

古代インドの神に「ミスラ」がいます。太陽神の一人です。
古代ギリシャに流れます。ミトーラスと呼ばれ、同じように太陽神として崇められます。
古代インドでさらに名前がミイロに変化します。
中国に拡がると、ミロクとなり、漢字に「弥勒」が当てられます。

弥勒は未来仏です。
未来に人々を幸せにしてくれる仏さまです。

不幸に苦しみ、
痛みにもだえ、
悲しみに打ちひしがれている人々を
優しく見守るのです。


能面を見ます。
斜めから入ってくる光線で能面が光ります。

「微笑み」です。

( ゚o゚)ハッ!

「アルカイック・スマイルだ!!!

もうご存知のかたもいらっしゃるでしょう。

目元は笑っていません。
口元だけが微笑んでいるのです。

古代ギリシャ時代です。
アルカイック期です。
紀元前700年~500年頃です。
そのころに制作された人物像に特徴が観られたのです。

顔は感情表現のない表情です。
口元だけが微笑んでいます。

ギリシャ人が、
「死後の世界より、生きる喜びを表現」したのです。

これをアルカイック・スマイルといいます・

ギリシャからガンダーラで仏像に影響を与えます。
中国を通り、日本にやってきます。
飛鳥、天平の仏像の口もとにも、この微笑みが作られます。

中宮寺の弥勒菩薩の笑顔です。


中宮寺 半跏思惟像2



舞台は真っ暗闇です。
能面が微笑んでいます。
アルカイック・スマイルなのです。

被災地で生と死の狭間で繰り広げられる怒号と号泣と苦悶と叫び声です。

人知れず、
誰にもわからないように、
瞑想にふける半跏思惟像が優しく見つめています。

光の角度で反射して見えたのが・・・・・、
「微笑み」だったのです。

優しい微笑みです。

死後の世界から生きる喜びを表現した姿だったのです。

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【2012/02/21 00:11】 | 大勝かおり
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やっぱり!
メロリン
私は楽日には大人の面の美しさと優しい微笑みに魅了されました。

前回の観劇の時に、ユックリと動く腕、手、足には気づいていました。
指の動きが止まった時に、仏様みたい・・・と思ったのですが
・・・瞑想にふける弥勒菩薩の姿・・・今更のように納得!(^_^;)

ヨコ様、本当におかげさまです。頭のどこかで???だったものが晴れました。
今日もありがとうございます。<m(__)m>


ゴチ
朱尾尚生(ナオ)さんの暗闇での動き、動物のような動きは目を見張りました。大勝さんをはじめ、このチームの素晴らしさを代表している様でした。弥勒菩薩って太秦の広隆寺だけかと思っていました。
「貞昌院の舞台」から弥勒菩薩の考察まで巧く繋げている事には感心します。素晴らしい能力です。貞昌院の舞台には「能の舞台」を感じました。

Re: やっぱり!
ヨコ
メロリンさんへ

脚本家の先生や役者の方は、この考えに驚かれたかも知れませんよ。
ヨコ流の考えと思ってね!

ヨコ 

Re: タイトルなし
ヨコ
ゴチさん

朱尾尚生(ナオ)さんの「憑依の舞」は独自の舞です。
誰に師事して学んだのではなく、彼女のオリジナルの舞だそうです。
すごいですよね。
一方のカオリンは長年、師匠に学んだ結果の舞です。
それもまたスゴイ舞ですね。

弥勒菩薩は、中宮寺の微笑みに特別な意味があります。
機会があったらご紹介しましょうね。

ヨコ 


。弥勒菩薩って太秦の広隆寺だけかと思っていました。
> 「貞昌院の舞台」から弥勒菩薩の考察まで巧く繋げている事には感心します。素晴らしい能力です。貞昌院の舞台には「能の舞台」を感じました。


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この記事へのコメント
やっぱり!
私は楽日には大人の面の美しさと優しい微笑みに魅了されました。

前回の観劇の時に、ユックリと動く腕、手、足には気づいていました。
指の動きが止まった時に、仏様みたい・・・と思ったのですが
・・・瞑想にふける弥勒菩薩の姿・・・今更のように納得!(^_^;)

ヨコ様、本当におかげさまです。頭のどこかで???だったものが晴れました。
今日もありがとうございます。<m(__)m>
2012/02/21(Tue) 12:18 | URL  | メロリン #-[ 編集]
朱尾尚生(ナオ)さんの暗闇での動き、動物のような動きは目を見張りました。大勝さんをはじめ、このチームの素晴らしさを代表している様でした。弥勒菩薩って太秦の広隆寺だけかと思っていました。
「貞昌院の舞台」から弥勒菩薩の考察まで巧く繋げている事には感心します。素晴らしい能力です。貞昌院の舞台には「能の舞台」を感じました。
2012/02/21(Tue) 22:20 | URL  | ゴチ #2SrXe8Q6[ 編集]
Re: やっぱり!
メロリンさんへ

脚本家の先生や役者の方は、この考えに驚かれたかも知れませんよ。
ヨコ流の考えと思ってね!

ヨコ 
2012/02/22(Wed) 04:57 | URL  | ヨコ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
ゴチさん

朱尾尚生(ナオ)さんの「憑依の舞」は独自の舞です。
誰に師事して学んだのではなく、彼女のオリジナルの舞だそうです。
すごいですよね。
一方のカオリンは長年、師匠に学んだ結果の舞です。
それもまたスゴイ舞ですね。

弥勒菩薩は、中宮寺の微笑みに特別な意味があります。
機会があったらご紹介しましょうね。

ヨコ 


。弥勒菩薩って太秦の広隆寺だけかと思っていました。
> 「貞昌院の舞台」から弥勒菩薩の考察まで巧く繋げている事には感心します。素晴らしい能力です。貞昌院の舞台には「能の舞台」を感じました。
2012/02/22(Wed) 05:00 | URL  | ヨコ #-[ 編集]
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