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アヌサラヨガはタントラ哲学をバックボーンにしています。
そのタントラ哲学は初期仏教にも影響を与えます。
チベット仏教として発展していきます。
逆に初期仏教からの考え方もタントラ哲学に影響を与えます。
相互に影響し合ったのが現実的でしょう。

「般若心経」はわずか260字ちょっとですが、人生の生き方を示しています。
簡潔な表現に多くの意味が含まれています。
ここでは、タントラ哲学を基盤としたアヌサラヨガ的な解釈でその生き方をご紹介いたしましょう。



アヌサラ的「般若心経」

あなたは、いま何を見ているのでしょうか?
あなたの眼には一体何が映っているのでしょうか?

あなたは、見たものに不安がり、驚き、恐れおののき、おびえ、心を騒がしていませんか?
あなたの眼には、どこまでが本当に見えているのでしょうか?

あなたはかつて今ほど臆病ではありませんでした。
思い起こして下さい。

母親の暖かいふくよかな胸に抱かれて、
心地よい乳房の向こうに見えていた世界は全てが美でした。
全てが美しく輝いていました。

あなたにはなんの怖れもなく、あらゆる世界に微笑んでいしました。
あなたを抱いた母親もあなたに美を感じ、善を意識できました。

あの全ての美しい日々はいつの間にか遠ざかってしまいました。
あの全ての楽しい日々はどこかに消え去ってしまいました。

あの全ての美味も、
あの香ばしい花々も、
あのすがすがしいそよ風も、
色あせるようになってきました。

あの小さな手がまだ何もつかめなかった頃です。
あなたの眠りはまるで死んだかのように深く寝ます。
朝になると新しい命が吹き込まれたように生きます。

一日がゆったりと流れます。
夜になるとまたあなたは死んだかのように眠ることができました。

そして朝に生まれ、
新しいあらゆる経験に胸をおどらせることができました。

ところが・・・・・、
いまのあなたはどうしたのでしょう?

たくさんの悩みを抱え込んでいます。
その悩みに目を背けています。

何かに怖れています。
何かに不安があります。
何かに後悔しています。
何かにおびえています。

いまのあなたは人生の苦しみに満ちています。

だからこそ・・・、
あなたはもう目を背けてはいけません!
しっかりと自分を見つめ直しなおしましょう!

何が、悲しみ、不安、悩みを起こしているのかをしっかりと見定めましょう!
何が、自分に苦しみを起こしているのかをはっきりと判るまで自分を見続けましょう!

いま、そこに見えているのは人でしょうか?
いま、そこにあるのは物でしょうか?
あなたの眼に映るものは何なのでしょうか?

見えているものが、人であろうと、物であろうと、さらにもっと見つめましょう。

最初は呼吸を意識しながら、
それに飽きるまで見続けましょう。

しだいに呼吸を意識しなくなるまで、
他のささいなものに意識がいかなくなるまで見つめましょう。
それが人か物か、わからなくなるまで見つめましょう。

すると・・・・・、
どうでしょう。

なにかが起きたでしょうか?
なにも起きないでしょうか?
心が動いたのでしょうか?
心は不安定になったのでしょうか?

いいえ!
心はかえって落ち着いてきます。
心はかえって静まってきます。
心すら無い状態になります。

見えてくるのはなんでしょうか?

人であろうと、物であろうと、
そこにあるのは・・・・・、
大きくも小さくもありません。
強くも弱くもありません。

ただ・・・・・、
それはそこにあるものでしかないのです。
なすがままのものです。

時の流れに身を任せるあなたが、
ただそこのあるかのように、
自分の目の前に映るそのままなのです。
ただそれを受け入れる自分がいるだけなのです。

それなのに・・・・・、
あなたはなぜ悩み、苦しみ、不安がって、自分を怖れていたのでしょう?

憎しみからでしょうか?
執着からでしょう?
嫉妬からでしょうか?
思い込みからでしょうか?
人間との利害関係からでしょうか?

あなたはもう一度それを見つめ直しましょう。
目を背けてはいけません。

ひたすら自分の心を見つめ直しましょう。
あたかも過去の朽ち果てた遺跡を調べ直すかのように
自分の心が朽ち果てていった内容を見つめ直しましょう。

逃げずに見つめ直しましょう。

見続ければ・・・・・、
もう判るはずです。
必ず心の中が見えるはずです。

実は・・・・・、
そこには苦しみも悩みもなにもなかったということが・・・・・。

見える人も
見える物も
自分の心が勝手に繋げていたということが・・・・・。

自分の気持ちをいたずらに動かしていたのは、
自分の利己的な思い込みだということが・・・・・。

自分の立場に、
自分の地位に、
自分の損得に、
自分の勝ち負けに、

こだわっている自分がいたからこそ、
焦りや不安に縛られていたということを・・・・・、

見える人も、
見える物も、
自分の勝手な物差しで比較して繋げているということを・・・・・。

すべての人も、
すべての物も、
自分だけのものだと思い込む「欲」に駆られていたということを・・・・・。

結局は、
自分のこころが貧しいということを・・・・・。

だから・・・・・、
そういった心をすべてを捨て去るのです!
揺れ動く気持ちを捨て去るのです。

そう思う自分そのものを
捨て去るのです。
いっさいがっさいの自分を捨て去るのです。
ただ自分の命だけは大切にするのです。

その命から・・・・・、
いまだかつて知らなかった自由を得ます。

心が自由に空を飛べるのです。
心に制限がなくなるのです。
不可能なことがなくなるのです。
すべてが可能になるのです。
できないことはないのです。

ここで、悪をなしてしまえば、
かつての心が朽ち果てた自分に前戻ります。
すぐに濁った汚い自分に戻るのです。

けっして悪をなさないことです!
あなたは他の人が必要としていることをなすのです!

人のため、善のため、美のため、自分を使うのです!
それが大いなる空へ自由に飛ぶことになるのです!

そうしていると・・・・・、
自分という世界が変わってきます。

いっさいが澄んで静かになります。
いっさいが落ち着いた喜びに満たされます。
あなたは心の揺れない人になれるのです。


                                  by ヨコ



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【2012/07/06 00:01】 | ヨガ
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うーーーむ(ー_ー)!!
メロリン
>結局は、
>自分のこころが貧しいことを・・・・・。

こころに刺さります。
逃げずにこころの思いを見つめ直すって中々難しい(^_-)-☆

Re: うーーーむ(ー_ー)!!
ヨコ
メロリンさん

> 逃げずにこころの思いを見つめ直すって中々難しい(^_-)-☆

そうなんです。
だからそれができる方法の一つがヨガにあるのです。
ヨガのめざす目標はその心を見つめ直すことにあるのです。

体を動かながら、呼吸を意識して、感覚と研ぎ澄まして、集中力を高めて、
体と心を見つめ直していくのです。
結局は「瞑想(メディテイション)」が重要になってくるのですね。

ヨコ


そう簡単に、一朝にしてできることではないですね。





リカ
短いといっても漢字だらけのお経でその訳をよく目にしてもわからない「般若心経」でしたが、ヨコさんのアヌサラヨガの解釈でよく心の中にはいってきました。ありがとうございました。

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コメント
この記事へのコメント
うーーーむ(ー_ー)!!
>結局は、
>自分のこころが貧しいことを・・・・・。

こころに刺さります。
逃げずにこころの思いを見つめ直すって中々難しい(^_-)-☆
2012/07/06(Fri) 07:18 | URL  | メロリン #-[ 編集]
Re: うーーーむ(ー_ー)!!
メロリンさん

> 逃げずにこころの思いを見つめ直すって中々難しい(^_-)-☆

そうなんです。
だからそれができる方法の一つがヨガにあるのです。
ヨガのめざす目標はその心を見つめ直すことにあるのです。

体を動かながら、呼吸を意識して、感覚と研ぎ澄まして、集中力を高めて、
体と心を見つめ直していくのです。
結局は「瞑想(メディテイション)」が重要になってくるのですね。

ヨコ


そう簡単に、一朝にしてできることではないですね。


2012/07/06(Fri) 08:15 | URL  | ヨコ #-[ 編集]
短いといっても漢字だらけのお経でその訳をよく目にしてもわからない「般若心経」でしたが、ヨコさんのアヌサラヨガの解釈でよく心の中にはいってきました。ありがとうございました。
2012/07/07(Sat) 23:41 | URL  | リカ #-[ 編集]
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