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2008年のことです。

「ボブ・リーケンス」さんが来日しました。
ボブさんはピラティスさんの孫弟子です。

パワーピラティスを作ったボブさんです。
ボブさんはアヌサラヨガも学んでいました。

来日時です。
パワーピラティスの集中トレーニングを行います。
スタジオヨギーのスタッフ以外で受けた数少ないわたくしでございました。

その時です。
ピラティスさんの経歴をお話していただけました。



ピラティスさんはドイツ生まれです。
お母さんが東洋の医療やヨガに造詣があったそうです。
病弱だったピラティスさんはお母さんからの強い影響を受けます。

十歳代にドイツからイギリスのロンドンへ渡ります。
そのときにやっていた仕事は「大道芸人」と「ボクサー」でした。

第一次世界大戦が始まりました。

イギリスにいた敵国のドイツ人は収容所に強制収容です。
ピラティスさんも収容所に入れられます。

な、な、な、なんと・・・・・、
戦地で負傷して捕虜になった軽度の傷病兵も収容所に入れられます。
当時は、軽度の傷病兵は病院に入院することなど無かったのです。


体の動きに制限のある傷病兵をピラティスさんは何とか助けようとします。
自分が母親から学んできた東洋の治療法を取り入れます。

ヨガの動きです。
マットの上でヨガの左右対称の動きを取り入れたのです。

皆の具合が良くなっていきます。
皆が元気になっていきます。

そうです!

世界で初めての収容所の中でのリハビリテーションが始まったのです。

第一次終戦後、ピラティスさんはドイツへ帰国します。
ここで自分が編み出した方法を世間に広めようとしました。

ピラティスの始まりです。

ピラティスさんはこの独自の方法をコントロロジーと呼びました。
自らの体を自在にコントロールする方法だからです。

実際にコントロロジーが認められた時期がありました。

ところがドイツの国内の情勢がまた一変します。
ヒットラーの台頭です。

独裁政治が始まります。
ユダヤ狩りも始まります。

ピラティスさんは身に危険を感じ米国へ移住したのです。
場所はニューヨークです。

ここにはスポーツ選手やダンサーや役者さんがたくさんいました。
少しずつですがコントロロジー(ピラティス)がうわさになります。

第二次世界大戦が終わります。

しかしながら、なかなかブレイクしません。

のれん分けした弟子の一人がビバリーヒルズでスタジオを開きます。
有名な女優さんやセレブが住んでいます。
女優さんやダンサーやスタイルを気にするセレブに評判を呼びます。

ブレイクスルーが起こったのです!

全米に広がりました。
日本にも広がりました。

ここまでがボブさんから聞いた話です。


な、な、な、なんと・・・・・、
いま日本ではピラティスさんの経歴が「従軍看護師」となっています。

でも・・・・・、
第一次世界大戦のときピラティスさんは対戦国にいたのです。
しかも捕らえられていたのです。

従軍した事実はありません!
ましてや看護師の資格もありません!

ピラティスは身体のコアにフォーカスを絞った運動です。
すぐれた素晴らしい運動方法です。

誤った経歴などを載せるのではなく、
ピラティスさんの経歴には、純粋に「ピラティス(コントロロジー)の創設者」とすべきではないでしょうか?





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【2014/05/06 01:06】 | ヨガ
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